07. 沢田けいじ

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沢田けいじ
回答日 2023/03/06 6:16:38
会派 立憲民主党・無所属文京区議団
ホームページ https://sawadakeiji.jp/
 アンケートへの回答
【キャッチフレーズ】 現役保育士から区議会議員に――あなたと議会をつなぐ。生活と政治をつなぐ。
① ご自身が達成したい施策を具体的にあげてください 子ども:医療・給食費無償化、保育・教育の質向上、こどもの権利条例
暮らし:エッセンシャルワーカー・中小企業の支援・賃金向上、商店街活性化、公契約条例
人権:ジェンダー平等、差別・ハラスメント解消、主権者教育
福祉:重層的支援と全世代型地域包括ケア、若者と高齢・障がい者の住宅確保・社会参加
環境:人間中心の都市づくり、気候区民会議、再エネシフト
防災:学校・避難所の機能強化、地域自主防災組織の強化
② いま区民が抱える問題は何だと思いますか 政治による分断です。コロナ危機と相対的貧困による所得・教育格差の拡大、家族や地域の関係の希薄化による孤立と負担の増大、高齢化による社会保障費の増大と世代間の対立、再分配機能の低下による所得階層間の対立、再開発と転入増加による人口構成変動と新旧住民の対立、福祉・教育改革による現場のエッセンシャルワーカーと行政の分断、政治不信による区民と政治家の分断などの解決には区民主体の長期的な取り組みが必要です。
③ 小学校の教室が足りなくなる状況について、どのような対応が必要だと考えますか 地区別の人口推計と適正規模・適正配置に基づく区民の意思を反映したまちづくり政策への転換です。まちづくりの目的を転入人口の増大からいま住んでいる人の満足度(Well-being)へと見直し、各地区の公共施設や社会インフラに応じた適正な人口規模に基づきまちのあるべき姿を明確に定め、民間企業主体のスクラップアンドビルド型の再開発から住民主体の議論と合意に基づくまちづくりへとシフトする必要があります。
④ 政策に区民の声を反映させるためにはどうすればよいと考えますか 公正・透明で開かれた区政・区議会の実現です。文京区の最高規範である「文の京」自治基本条例に定める協働・協治の原則や区・区議会の責務に則って、情報共有や政策立案・実施・評価の方法を見直し、区民・区・区議会の三者が対等な立場で協力して地域課題を解決できる仕組みをつくる必要があります。具体的には、情報公開制度の拡充や無作為抽出の区民会議、区民による事業・条例提案制度、常設の住民投票制度の構築が課題です。
その他ご意見等 生活と政治、区民と政治家をつなぐ「みらくるネット」の活動に感謝します。身近な問題をとおして子どもから大人まで一人ひとりの政治への関心を育て、日々の生活のなかから民主主義を再発見するきっかけをつくるのも政治家の大切な仕事です。私の人生に関わることは私が決める。私たちのまちの未来は私たちが決める。文京区が変われば、他の地方自治体にも国政にも変革のチャンスが生まれます。今後の活動の発展に期待しています。

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