5. 海津 敦子

<< 前のページ   「区議に質問!」   次のページ >>

海津 敦子
会派 無所属・ぶんきょう未来
ホームページ http://www.a-kaizu.net
 アンケートへの回答
【キャッチフレーズ】 あなたの「今」に間に合うように~ 教育・子育て、福祉の専門性でより良い文京区を!
1.いま区民が抱える問題は何だと思いますか? 一人ひとりが抱える問題は多様で一律には言えません。ただ、共通していることは、必要な情報を得られていないことです。施策や制度を知っていれば、今の困難を解決できる選択肢になるにも関わらず、「知らない」ことで、余計な負担を背負ったりしてしまいます。乳児から高齢者まで全てのライフステージで起こり得る問題です。行政や専門職からの情報提供だけでなく、日頃から周囲が理解し協力し合う仕組みの構築が重要です。
2.区政について、これはおかしいと気がついたことはありますか? 一度決めた計画は何があっても変えない姿勢。区民の立場から不備を指摘し、改善の合理性を説明すると、認識したにもかかわらず「既にここまで計画しているから」と、変えないための言い訳探しに不毛な労力を重ねる現状があります。区民の幸せを願い、喜んでもらう仕事とはほど遠く、職員自身も幸せになれない働き方です。誰でも気付かない時はありますが、気付いた時には速やかに転換する柔軟な姿勢に変えていくべきです。
3.ご自身が達成したい施策を具体的にあげてください。 区民一人ひとりが、困難を抱えた時に孤立しないためには、日頃からゆるやかにつながれる居場所や出会いのキッカケづくりが必要です。建替えに100億円近い税金が投入される学校施設は、年間約220日の日中しかほとんど活用していません。これを地域の核と位置づけ、地域の多様な人々が出会い集える場として、住民主体で活用できるようにしたいです。さらに、今ある制度等必要な情報を必要な人に確実に届ける施策づくりです。
4.ご自身が区の予算で変えていきたいところはどこですか? 従来の部署ごとの縦割り予算編成を、組織の壁を超えて多面的に対応できるような予算にすべきです。例えば、障害児家庭の離婚率が高い中、母親の離職を防ぐような施策はまだまだ足りていません。「障害のある子を育てるのだから就労をあきらめるのもしかたないですよ」といった助言がなされます。いったん離職すると再就職は難しく経済的な苦難が伴います。社会保障費全体で考えれば就労希望者が働き続けられる支援が不可欠です。
その他ご意見等 地方自治体の取組みを国は後追いで法整備していきます。地方自治体が多様な人を映しだす施策を展開できることが重要です。自分が暮らす自治体のありようは議員の質でいくらでも変わっていかれます。施策を憲法、条約、法的根拠等々と照らしてしっかりとチェックできるスキルは不可欠だと考えます。

<< 前のページ   「区議に質問!」   次のページ >>