国府田 久美子

<< 前のページ   「区議に質問!」   次のページ >>

国府田 久美子
会派 日本共産党
ホームページ http://www.jcp-bunkyokugidan.gr.jp/
 アンケートへの回答
【キャッチフレーズ】 「いのちに格差があってはならない」−これが私の道しるべ−
1.達成したい施策を具体的に一つだけあげてください 「子どもの全面的発達を保障する高い質の保育所作りと待機児ゼロ」です。 本郷の無認可保育所の保育士として働いたのが原点です。当時も保育所が不足し、働く親たちが「ポストの数ほど保育所を」と自ら無認可の共同保育所(親と保育士が共同して運営する)を作り、職員と保育所づくり運動をしました。「女性の真の自立」のための経済的自立と乳幼児の全面的発達を促す保育実践の両立、その課題は未だ達成されていません。
2.いま区民が抱える問題は何だと思いますか 生まれてから死を迎えるまで、本当の「安心」を区民は掌中にしていないのではないかという問題。競争社会が育児不安を増大させているし、保育所入所は難関。入学後は塾にお金がかかり、大学を出てもブラックな働かされ方が口を開けている。 残業代ゼロ法案まで出てきてエリートがターゲットに。社会保障費削減で介護の現場は人手不足に拍車がかかっている。格差の広がりが社会を不安定にしている。戦争、原発も不安材料。
3.一人暮らしで地域とのつながりがもてない人がいたらどうしますか 主に独居高齢者が課題と思うが、友人・知人もなく孤立生活をしている方が現実に存在し、そういう方は、「困った」事態になっても自分からは外に発信しない。区の責任の元、 住民票で把握し、対象者の安否確認と援助をする恒常的な「見守り・接触員」のようなシステムを区が作ることが必要。最後まで人間としての尊厳を全うするため、「繰り返しの接触⇒問題検知⇒必要な援助、施設につなぐ」 体制を十分な人的配置の元作る。
4.区政について、これはおかしいと気がついたことはありますか 最大の「おかしい」は、20年前、シビック建設に800億円以上注ぎ込み、650億円以上あった基金をカラにし、その後、 出張所や寿会館の廃止など400項目もの区民施策を廃止・縮小し、シビックのツケを区民に回したこと。次の「おかしい」は、図書館や、区立保育所、区立児童館・育成室、 戸籍住民課窓口などの民営化や区立幼稚園や育成室の保育料、施設使用料等の値上げで、区民犠牲の上に622億円も貯め込んだ財政運営。
その他ご意見等 なかなか、考え抜かれた問いで、答える方も言葉を探し、真剣に考えお答えしました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

<< 前のページ   「区議に質問!」   次のページ >>